2020年度空気調和・衛生工学会大会(福井)
本年度の空気調和・衛生工学会大会(福井)は新型コロナウィルスの影響をうけ、
現地開催が中止となり、講演会はオンラインでの開催となりました。
大会参加者がパワーポイントを利用して作成した講演動画は大会サイト上で公開され、
その講演動画を9月9日~9月30日の期間中に参加者同士が視聴し、
質疑応答を交わすといった形式でありました。
本研究所からは、遠藤研究室の大学院生1名、大塚研究室の大学院生3名、学部生1名、
山口研究室の大学院生2名の計7名が本大会に参加しました。
各人の講演題目は以下の通りとなります。
【遠藤研究室】
山本 耕平(修士2年)
「深層学習による建物壁面の風圧係数分布予測に関する基礎的検討
未学習の建物形状における予測精度の検討」
【大塚研究室】
久保田 雄亮(修士2年)
「介護施設等に設置する紙オムツ破砕処理システムの開発
(第1報)バリエーション配管を含めた排水横管での
排水特性と破砕紙オムツの搬送性能の検討」
篠塚 利彦(修士2年)
「既存高層ストック集合住宅における浴室系統雑排水管の排水性能に関する実験研究
(その3)既存浴室排水横枝管の改修における排水性能評価」
小野 菜月(学部4年)
「既存高層ストック集合住宅における浴室系統雑排水管の排水性能に関する実験研究
(その 4)雑排水立て管における洗濯排水の排水能力への影響の把握」
石井 方奈子(修士1年)
「ALC鉄骨造の戸建住宅における排水横枝管システムの性能評価に関する研究
(第2報)分流式排水としたシステムの排水性能評価」
【山口研究室】
木村 玲弥(修士2年)
「木質材料を用いた保育施設の温熱環境に関する研究
(第4報)建物形状の違いによる熱負荷特性」
村尾 俊輔(修士1年)
「ZEH実証建物を事例とした室内温熱環境と熱負荷の検討
(第3報)緩衝空間の配置と部材構成の違いによる年間冷暖房負荷」
本年度はこのような特殊な形での参加となりましたが、現地開催、オンライン開催それぞれの
長所短所を実感する事ができました。今後活用の場が増えるリモートでの業務に向け、
良い経験になったのではないでしょうか。