環境共生技術を研究するための大きな実験装置

本研究所は、2004年度文部科学省学術フロンティア推進事業「都市・ストック再生を目的とした環境共生技術の戦略的開発」として、築36年を経過した研究所建物を様々な環境・設備技術を総合的に導入し、一つの総合的なサスティナブル建築=環境共生技術フロンティアとして再生・改修しています。

これらにより、この研究所の建物は、総合的な研究施設であると共に、環境共生技術を研究するための大きな実験装置ともなっており、現在、建築全体を使い、各技術の検証研究が行われています。

CASBEEによる環境影響評価

環境共生技術によってリニューアル工事した本研究所の建築を、国土交通省が実施しているCASBEE(建築物環境性能評価ツール)で評価した結果、
その指標となる建築物の環境性能効率値が、ランクB- からランクAに向上しています。